教育体系の概要
教育理念
県民の公衆衛生の向上と健康保持・増進に寄与できる看護職を育成する
教育目的
社会のニーズに対応できる看護専門職としての自律をめざし、看護実践能力の向上を図る
教育目標
1.看護専門職として専門領域の知識や技術を高め、安全で安心な看護実践が展開できる能力を養う
2.看護の動向を把握し、社会のニーズに対応できる能力を養う
3.看護職に必要なリーダーシップとマネジメント能力を養う
4.看護専門職として自律をめざす
教育計画の位置づけ、教育計画
研修ガイド
看護の将来ビジョン、研修分類
「看護の将来ビジョン」には看護職の役割や日本看護協会の活動の方向性が示されています。
そして、「看護の将来ビジョン」達成に向けて看護の質保障を目的とした教育計画基本方針が作成されました。
●看護の将来ビジョン(日本看護協会2015年策定)
2025年に向けた生活を重視する保健・医療・福祉制度への転換 |
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「生活」と保健・医療・福祉をつなぐための看護職の役割 |
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質の高い看護人材を育成する教育・研修・資格・認証制度の構築 |
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ビジョン達成に向けた日本看護協会の活動の方向性 |
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研修は「看護の将来ビジョン」達成を目的として5つの分類で構成しています
●研修分類
分 類 | 内 容 | ||
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1 | 「生活」と保健・医療・福祉をつなぐ質の高い看護の普及に向けた継続教育 | 1)新たな社会ニーズに対する能力支援のための研修 2)政策提言に向けた研修 3)診療報酬に関連した研修 |
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2 | ラダーと連動した継続教育 | 1)「看護師のクリニカルラダー(日本看護協会版)」 (JNAラダー) 2)「助産実践能力習熟段階(クリニカルラダー)」 (以下、CLoCMiP) |
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3 | 看護管理者が地域包括ケアシステムを推進するための力量形成に向けた継続教育 | 1)看護管理者を対象とした研修 2)認定看護管理者を対象とした研修 3)これから看護管理を担う人々を対象とした研修 |
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4 | 専門能力開発を支援する教育体制の充実に向けた継続教育 | 1)施設内教育におけるJNAラダー活用のための研修 2)都道府県看護協会の教育担当者・教育委員対象研修 |
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5 | 資格認定教育 | 1)認定看護管理者教育課程 2)認定看護師教育課程 |
自治体保健師の標準的なキャリアラダー(専門的能力に係るキャリアラダー)
>> 厚生労働省:保健師に係る研修のあり方等に関する検討会ページはこちら
>> 厚生労働省:保健師に係る研修のあり方等に関する検討会 最終とりまとめ[PDF]はこちら
>> 厚生労働省:自治体保健師の標準的なキャリアラダー[PDF]はこちら
助産実践能力習熟段階(クリニカルラダー)
>> 日本看護協会:CLoCMiP:助産実践能力習熟段階(クリニカルラダー)ページはこちら
>> 日本看護協会:助産実践能力習熟段階(クリニカルラダー)活用ガイド(2019年度改訂)[PDF4.4MB]はこちら
看護師のクリニカルラダー(日本看護協会版)
>> 日本看護協会:看護師のクリニカルラダー(日本看護協会版)ページはこちら
>> 日本看護協会:「看護師のクリニカルラダー(日本看護協会版)」の概要ページはこちら
>> 日本看護協会:「看護師のクリニカルラダー(日本看護協会版)」[PDF111KB]はこちら
研修の特徴・変更ポイント
本協会は教育・研修のコンセプトに基づき専門職としての自律とキャリア開発をめざす成人学習者を支援します。
日本看護協会の教育計画基本方針に則り、研修分類を【5つの枠組み】にしています。研修企画にあたっては、各施設や委員会への希望調査を実施し、3年継続した研修の見直し等を行い、地区別施設代表者会議で希望の多かったオンライン受講対応可能な研修を検討しました。また、今年度より研修手帳に保健師・助産師のキャリアラダー及びクリニカルラダー表を追加し、受講対象者枠に表記しています。2022年度総研修数は101研修(新規:7研修、再編:9研修、終了:7研修、オンライン受講可研修:12研修)となりました。新規及び再編した研修は朱書きでNew!と掲載しています。